どくん。どくん。
映画の始まりとともに、私の胸の鼓動が止まらなくなった。
Column by
小橋めぐみ Kobashi Megumi 小橋めぐみ Kobashi Megumi
女優。1993年デビュー以来、ドラマ、CM,舞台と幅広く活躍中。
趣味は、映画鑑賞と読書。茶道や俳句など日本文化への造詣も深い。
日常のことを綴ったdiary などの 公式HP。
また、 ブログ では、
コスメや沖縄のグルメなどを日々更新中。
公式HP
ブログ
“イースタンプロミス”
この映画に出会わなければ、もしかしたら一生この言葉の意味を、その裏側に隠された世界を知らないまま終わったかもしれない。
ロンドンのある病院に身元不明のロシア人少女が運び込まれた。
彼女は女の子を産み落としたあと、息を引き取る。
助産師アンナ(ナオミ・ワッツ)は、少女が書き残したロシア語の日記を手がかりに、その身元を割り出そうとする。
日記には、一枚のロシア料理店のカードが挟まれていて、その店をアンナが訪ねることで、物語はゆっくりと闇の世界への扉を開けてゆく。
表向き親切心溢れるロシア料理店の主人、実は悪名高きロシアンマフィアのボス、セミオンだった。出来の悪そうなその息子のキリル。
そして謎めいた雰囲気の運転手、ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)。
やがて少女とロシアン・マフィアの繋がりが見え始め、とても危険な場所に足を踏み入れようとしているアンナに対して、ニコライは警告を促す。
得体の知れないニコライの正体とは?日記に隠された真実とは?
物語の中で、ニコライが身体中、43箇所にタトゥーを入れている。描かれているのは、骸骨、トラ、星などの絵から、ロシアの格言まで様々。今回、ニコライ演じるモーテンセンが、最も気に入ったタトゥーの言葉は、
“これまでの人生をそのままに それが夢であるかのように”
「すごく美しくて、悲しい言葉だろう?」と、語っている。
目を覆いたくなるようなバイオレンスシーンもある